01:wave
wave_
この歌も広島の子供たちとのコラボレーションから生まれました。
彼らのエネルギーを表現できるような楽曲をと願い
毎年、様々制作してきましたが
想いをギュッと圧縮したようなバラードも
きっと一緒に歌えるはずだと思っていました。
ノーベル平和賞を受賞した核物理学者ロート・ブラット博士は
「池に小石を投げ入れると、その波紋は広がって、止まる事は無い。
一人の行動は、世界へとつながっていくものだ」と語りました。
この言葉にインスピレーションを得て出来上がった歌です。
一人の真剣な想いと行動は
やがて世界を変えてゆく波動となっていく…
子供たちと一緒にこの曲に詰め込んだ想いは
きっと大きな波紋となって広がっていくんだと思います。
02:キミだけなのかもしれない2013
キミだけなのかもしれない2013_
アルバム「ten」に収めた楽曲のセルフカヴァーです。
最近のコンサートライブでのアプローチが、とても盛り上がって人気が高いので
その路線で新たにアレンジして収録することにしました。
知り合いは多くいても、なかなか本当の友達っていないものです。
そんな大切な友達への想いを歌にのせて…。
きっと一緒に歌いたくなってしまう感じに仕上がったのではないでしょうか。
03:キミノコエ
キミノコエ_
ブラインドサッカーの公式応援ソングとして作った楽曲です。
サッカーボールの弾む音をサンプリングしてリズムを組み立てました。
視覚障害の選手たちのプレーのカギは『仲間の声』
そして、鈴の入ったボールの音
ボールのサウンドをドラムとシェーカーに見立てて組み上げたリズムトラックに
メロディーとハーモニーを重ねていきました。
サッカーもプレーすると言います。
音楽もプレーすると言います。
音楽で選手たちの想いとプレーを重ねてみました。
04:風の街 弾き語り version
風の街 弾き語り version_
震災直後、『ふるさと』をレコーディングしたあとに
歌いたい歌がもう一つありました。
それが『風の街』でした。
「NHK列島縦断 鉄道12000㎞の旅」のテーマソングとして
全国にオンエアされていたのは2004年のこと。
鉄道ファンのみならず
沢山の方々が、この歌が大好きだと声をかけてくださいました。
この番組でも紹介されていた東北沿岸部の鉄道路線。
人と人を、そして心と心をつなぐ鉄道の復旧を願いながら、
『ふるさと』同様、弾き語りで録音しました。
05:見上げてごらん夜の星を
見上げてごらん夜の星を見上げてごらん夜見上げてごらん夜の星を_
4月22日、被災後初めて東北へ行ける機会がありました。
何が出来るのか分からないけれど、トイピアノを一つ持って…
正直、まだ音楽を聴くような状況では無かったのかも知れません。
でも、集まってくださった方々の前で一生懸命歌わせていただきました。
この歌はその時に歌った楽曲です。
カズンにとって大きな意味を持つ一曲となりました。
私たちの想いに共鳴して
友達がアメリカからヴァイオリンを弾きに来てくれました。